43rd SHIZUOKA  HOBBY SHOW 2004
Model Club Joint Exposition








さてさてお次は、お恥ずかしいかな私の作品。

TBM発進!

クレーン:kibri   TBM:フルスクラッチ

地下への立坑から発進すべく準備される、TBM(トンネルボーリングマシーン)。
掘削径10mを超える巨大TBMの搬入、組立シーンを再現しました。

舞台はスイス−オーストリア間を繋ぐ国境のトンネル。
両国のJVによる工事です。
TBMはオーストリアトンネルメソッド、
搬入するクレーンはファンガークレーン。
今回はSchmidbauerからの傭車です。

TBM前胴部に据え付けられるカッターヘッド用の駆動ユニット。
重厚な高出力電動モーターが多数備えられたそれは重量150t!
作業半径は12m程度ですが、過酷な作業です。

現場の迫力を少しでも感じていただけたら幸いです。


P-KUN本人のコメント




静岡2度目となったこのLR1550.。
2年前のSLNとは大きく構成を変えて重量級の仕様となっております。




今回、作品の搬入組立時間の短縮の為、
土曜朝、吊り荷はトップからスタート。
徐々に降ろしていって、、、




下へ着いたところで1日目の作業終了。
2日目は逆に上へ上げて行って、
巻き取ったところで撤収という変な業を使いました。
見に来られた方の時間によってTBMの位置が変ってるという・・・・・




ブームトップから。
メンバーの一人から、「次回からはブームトップカメラ必須〜!」と、、、
むぅ〜。




こちらTBM。
実は自分の作品の画像、ほとんど撮ってないんですよね。
詳細はまた別ページを作りますので
それまでお楽しみに!




いやぁ〜、途中で崩れなくて良かった。。。(爆)。















こちらは、お二人目のTさんの作品。

地下鉄はどこから入れたのだろう?

クレーン:kibri    電車:オリジナル

昭和39年ごろの東西線の搬入シーンを再現してみました。
当時は地上区間が無かった(九段下〜高田馬場)ため、
この様な方法だったそうです。


  ・・・よく見ると駅のポスターには副都心線の広告が・・・

地下部分はすべて息子が作りました!


ご本人コメント


どこかで聞き覚えのあるフレーズのタイトルですね。(笑)



そう、ご本人のコメントにもありますように
親子二代での力作です。




全く同じキットをふたつ作るって、
勇気が要ったと思うんですよね。




超多忙環境の中、良くここまで作り込まれたと。。。




台車が待ち受けてるあたり、、、
凝ってますねぇ〜。




おっと、こんなとこまでちゃ〜〜んと。。。




息子さんもしっかり楽しまれたのかしら・・・




作業服も日本っぽいですね。




またまたブームトップカメラ。




今年のテーマは地下だったのか?
と、思わせる2作品でした。

あ、いやいや事前打ち合わせなど御座いませんぞ。
“たまたま”であります。

こういう展開も展示会ならでわで、嬉しいんですよね〜♪。















はい、今回のハイライト、Kさんの作品です。

設置完了!

使用キット: LINDBERG 1/82 DIESEL TUG
        kibri No.13005 1/87 LTM1400 2pce
        Preiser 1/87 フィギアー未塗装品

退役したタグボートを展示する情景を製作。

タグボートは手を加えることなく製作。本当は資料を手に入念に製作したかったんですが、情景を考えているうちに時間が無くなりました。中央付近にある2台のクレーン車、オレンジ色は今回新規に製作、オペレーター(運転手)は女性を採用。黄色いクレーン車は数年前に製作したものを手直し再登場。意外と使い込んだ感じが出てて、いい感じ。最後にフィギアーが簡単そうで大変でした。まず塗装は家内に半年前から依頼していたのでぼちぼち進んでいましたが、意外と私服の色に困りました。どうしても色どりが偏ってしまって。バリエーションを替えることは大変だと思いました。普段身に着けているんですけどね!今回は100人程度でしたけど、倍くらい人数が居てもいいかな?また家内に手伝ってもらわなきゃ!


ご本人コメント





いやはや凄い迫力です。
大型クレーン2台というのが贅沢ですね。




こちら使い込んだ方。




こちらおニュー。(笑)




こちらおっさん。




こちら女性オペ。
展示位置の関係で残念ながら
正面から捉えること出来ませんでした。

おおっ!
窓が開いてるぞ!




あ〜、こんなことになってます!
こんなだから、またまたメンバーの一人から
「来年からクレーン作った人は過巻きは必須です」、って・・・




ボートもいい雰囲気出してます。
建機以外のものがジオラマに乗ると
なんか新鮮な感じがしますね。




お!
救命ボートまで。。。




迫力のひとつ、この観客!




奥さんの手塗り!
羨ましい製作環境です。




あ、ウチのオペさんに似た人が・・・




秘かに私のお気に入りだった“エアギターな人”。(笑)
片脚靴履いてない!?




フィギアって小さいけど
こういったジオラマでは存在感大きいですね!




この作品の醸し出す独特の雰囲気。
見に来られる方の層を見てて思ったのが、
圧倒的に女性の気を引いていたこと・・・




こういった小物が入ってたからなのか・・・




作品の製作に女性の手が入ることによって
なにか湧き出てくるものがあるのかしら・・・?




いつも新しい風を吹き込んでこられるKさん。
もちろん、そのシーンばかりでなくkibriの車両にも
画像では紹介しきれないアイデアがいっぱい。





ATELIER357ブースに展示された作品群は以上となります。


いやぁ〜、ほんと参りました。
毎年大変な刺激をいただきますが、
今年もいっぱい吸収させていただきました!